生まれたばかりの赤ちゃんは、昼夜問わず寝たり起きたりを繰り返しますよね。
まだ地球に合わせた体内時計が整っていない赤ちゃんにとって、それはごくごく当たり前のことです。
とはいえ、深夜早朝問わず起きる赤ちゃんのお世話は体に応えるものがあるのも事実です。
私も息子が新生児のころは産後の傷の痛みに加え、慣れない抱っこで体中のあちこちが痛くてたまりませんでした。
それに加えて夜中や日が昇り切らない時間からのお世話。本当に大変ですよね。
ママの本音としては少しでも早く赤ちゃんの生活リズムを整えて、自分のコンディションも安定させたいところです。
今回は私が実践した0ヶ月から始められるねんねトレーニング、いわゆるネントレについてご紹介していきます。
朝7時に起こす習慣をつける
新生児のうちは一日をほとんど寝て過ごしていますが、まずは朝7時に起こす習慣をつけていきましょう。
「おはよう。」と声をかけて赤ちゃんが目を覚ましたら、カーテンを開けて太陽の光をたっぷりと浴びせてあげます。
そして、オムツを替えたり、顔を拭いたりしてあげるときは「オムツ替えるね。」、「お顔拭こうね。」と一つ一つ声掛けをしながらするように心がけました。
朝にこうした決まった習慣をつけることで、朝と夜の区別を少しずつ教え込むようにします。
本来昼夜の区別がつくのは生後3~4ヶ月頃からだと言われていますが、新生児の頃からでも「朝だよ。」と積極的に声をかけるようにしていました。
この習慣はずっと続けるようにしていますが、今では息子も自然と7時ごろには目を覚ますようになりました。
まだまだ地球での時間の進み方がわからない赤ちゃん。
私たちパパとママが朝と夜の区別をつけるお手伝いをしてあげることで、早いうちから規則正しい生活リズムをつけてあげることができます。
朝昼と夜の過ごし方を区別する
もう一つ、赤ちゃんの生活リズムを整えるうえで重要なポイントがあります。
こちらも0ヶ月のうちから始められる大切なねんねトレーニングです。
それは朝昼と夜の過ごし方をハッキリと分けてあげることです。
私たち大人は夜になると電気をつけて、テレビを見たり、音楽を聴いたりして就寝まで過ごすと思います。
しかし、赤ちゃんにとって夜に明るい環境は大変な負担となり、眠りの質を下げてしまうと言われています。
赤ちゃんの安定した眠りを作ってあげるためにもこの昼夜の区別はとても大切なんです。
朝に陽の光を浴びせて赤ちゃんを起こしたら、日中は明るくにぎやかに過ごします。
私は洗濯機や掃除機の音も積極的に息子に聞かせましたし、起きている間は歌を歌ったり、ふれあい遊びをしたり、楽しく元気に過ごすように意識しました。
夜になってからは赤ちゃんをリビングから暗い寝室に連れていきます。
大人と同じように夜に明るい空間では過ごさせません。
そして、昼間のように歌を歌ったり、積極的に話しかけたりはせず、暗い部屋で静かに「ねんねだよ~」と声をかけながら授乳をしたりしました。
このようにママやパパが赤ちゃんを自然なリズムで生活させてあげることで、体内時計を発達させることができます。
息子もまだ夜中の授乳が必要な時期ではありますが、夕方7時ごろにはぐっすりと眠ってくれるようになりました。
最後に大切なポイントは、ママとパパがしっかりと話し合いをしておくということです。
どういうことかと言うと、パパが仕事から帰ってくると、ついつい可愛い子どもと遊びたくなってしまうことが多いんですよね。
私の夫も、帰宅するころには息子を寝かしつけつけた後なので、ちょっと遊び足りないみたいです。
でもそこでパパが帰宅後にかまってしまうと赤ちゃんの自然なリズムが乱されてしまいます。
パパは少し寂しいかもしれませんが、休日にたっぷり遊んであげたり、夜中にママと一緒に起きてお世話をしてあげることで、赤ちゃんとの時間を楽しんでほしいですね。
この内容をあらかじめしっかり夫婦で話し合っておくことで、スムーズにネントレを実践することができます。
まとめ
私は息子がまだお腹の中にいたころ、夜寝るときに横になると強い胎動を感じることが多くありました。
赤ちゃんがお腹の中にいるころ、昼夜関係なく寝起きを繰り返しているのですから、生まれてからいきなり大人と同じように昼夜を区別できるはずがありませんよね。
ですが、0ヶ月の頃からでも朝に太陽の光を浴びせてあげる、日中は賑やかに過ごしつつ、夜は暗い場所で静かに過ごさせる、こういった点を意識するだけで、少しずつ赤ちゃんの生活リズムは整っていきます。
私の息子も昼夜逆転の状態にはなっておらず、少しずつ規則正しいリズムを身につけてきたように感じています。
0ヶ月からでも、これからのパパママの生活を楽にできるねんねトレーニングは可能です。
ぜひ試してみてくださいね。